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コミュ障ってなんだ?

コミュニケーション
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最近、「私はコミュ障だ」「あの人はコミュ障だ」と言う声を僕の周りでよく聞きます。

「僕はコミュ障だから、僕のことを分かってもらえない。」

「あの人はコミュ障だから、話がまとまらない。」

こういう話をよく聞くのです。

僕はこの話、ちょっと思うことがあったんです。

なので調べてみました。

コミュ障とは、コミュニケーションが苦手な人

 

コミュニケーション障害(コミュニケーションしょうがい)=コミュニティ障害は対人関係を必要とされる場面で、他人と十分なコミュニケーションをとることができなくなるという障害のこと。コミュ障(コミュしょう)とも称されるが、これは実際の障害とは関係なく単にコミュニケーションが苦手な人を指すネットスラングとして使われることが多い。

ウィキペディアより引用

これを読んで、

あれ?世の中にコミュニケーションが苦手じゃない人っているのかな?

と感じました。

もちろん、前者の「コミュニケーション障害」については、専門機関で治療やリハビリなどをしていく必要はあると思います。

でも後者はどうでしょうか?

それってみんなコミュ障なんじゃないの?

コミュニケーションが得意な人って

1営業や接客業を生業にしてる人
2どんな人とも気兼ねなく喋れる人

これくらいかな?

その中で、1の人は恐らく「自分はコミュニケーション得意だ!」と感じてる人は少ないのではと思います。

2の人でも自分の意思や思いを正確に伝えられる人ってどれだけいるのかな?

僕自身、それはそれは人と話す事は苦手です。
おそらく「コミュ障」の一味です。

僕は長い間、中堅エンジニアとして様々方達とコミュニケーションを交わし、数多くの仕事をこなして来ましたが、「この人はコミュニケーションが得意だな」と思った事はとても少ないです。

なので僕としてはこう思ってます。

みんなコミュ障なんじゃないの?

コミュ障は日本人に限ったこと?

日本って、特に田舎で暮らすと感じるのですが、

小さな部落の結束がとても強いんです。

部落の皆さまはとても仲が良いんです。

よく雑談もしますし、井戸端会議も多いです。

みんなで集まって農道の草刈りなどもします。

けれど、何かの決め事になると、ふと会話がなくなり、暗黙の了解の様な感じで決まっていきます。

意見を控え、「言わなくても分かっているな」という様な雰囲気があります。

日本人は限られた小さなコミュニティで生活していたため、阿吽の呼吸で意思が通じ合う環境が長かったのだと思います。

今は情報化社会になり、グローバル化が進み、色んな思想が大量に流れ込む様になって、コミュニティが複雑化しています。

文明は便利になりましたが、コミュニケーションについてはまだ追いついていないのかもしれません。

コミュ障は会話で改善できる

コミュニティがより複雑な国があります。

それはアメリカです。

あるスクールの授業で、アメリカ人のコミュニケーションスキルにつて学んだ事がありました。

アメリカはお国柄、様々な人種で様々な宗教の人達が生活していますよね。

仮に例を挙げると、

「私の両親は白人とアジア系で、キリスト教。兄は先日ユダヤ人と結婚して街を離れ、仲のいい友達は黒人。近所にはイスラム系の団地がある。」

という様な環境だってありえます。

これって凄くないですか?

お互いの文化や宗教観が全然違うコミュニティで関わりを作っていくって、相当ハードルが高いですよね。

きっと、「コミュ障」どころの騒ぎではないですよ。

そういう環境で、どうやって関わりを作っていくんでしょうか?

答えは、会話なんです。

自分の事を率直に話して、相手の話を良く聞いて、ともに関係を作っていく

お互いの文化や宗教観が違うからこそ、話し合ってお互いの溝を埋めていきます。

自分の事を、考えをちゃんと話して、
相手の話をちゃんと聞いて、
お互いの関わり方を見つけていく。

最初は分かり合えなくても、お互いの関係を作っていく事を意識して話し合う事で、関わりを作っていきます。

どうせ、みんなコミュ障なんだから、ゆっくり話し合おうよ

「みんながみんなコミュ障である」と仮定したら、その人たちとどんな関わり作っていきますか?

自分も含めて、親も兄弟も親友も家族もみーんなコミュ障!

面倒くさいから、いっその事心を閉ざしちゃいますか?

僕なら、お互いの生きやすさを分かち合うために、丁寧に話し合いたいな。

なんてね。

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