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スコットランドを目指し離陸へ フィンドホーン旅行での体験2

フィンドホーン旅行記
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フィンドホーン旅行記 シリーズ2話目

1話目からだいぶ時間が経過しましたが、ようやく続きのお話を書くことができました。

フィンドホーンの体験週間について体験したことを記事にしているのですが、

じつはこの「体験週間」応募をするときから既に始まっているのです。

応募完了後、一月あまりの時間がありましたが、僕はその中でも不思議な体験をしています。

もちろん、ツアー当日も。

今回はツアー当日の出来事についてまとめていきます。

この記事を作成しているのは2019年ですが、この私が旅行したのは2014年です。その頃の記憶を思い出しながら作成しているので、現在とは多少違っている部分をあるかと思いますがご了承ください。

横浜から成田エクスプレスで成田空港へ向かう。

成田エクスプレスは数年前に新型車両に変わったばかりで雰囲気が良い。

まだ空港にも着いていないのに、既に飛行機に乗ったような気分だった。

おまけに、乗ってる人は殆どいない。

今回のような思い入れのある旅行で乗るにはちょうど良い。

どんな旅が待っているのか思いを馳せる事ができた。

飛行機と違うところは、よく揺れる事くらいだった。

車両は新しいが、よく揺れる。ゆりかごのようだった。

今思えば、この激しい揺れも何か意味のあるものだったのかもしれない。

程なくして成田空港へ降り立つ。

成田空港を使うのは初めてだった。

羽田空港よりも古い感じがして、昭和な雰囲気だ。

まだ時間がある。待ち合わせの時間より2時間早く着いた。

まずはWifiのレンタルへ。

僕は数年前から写真を趣味でしていて、撮った写真を毎日SNSで投稿していた。

それをフィンドホーンでもしようと思って、Wifiをレンタルしたのだ。

イギリスのキャリアに合う物をレンタル。実際に繋がるか試したかったが、イギリスに着くまでは試せない。
イギリスに着いたら初めてやる仕事がWifiを試す事になった。

待ち合わせ場所は、確か第1ターミナル。

指定された待ち合わせ場所で程なく待っていると、少しずつ同じ目的の人達が集まりだす。

「フィンドホーンのツアーの方ですか?」

と、参加者の方がそれぞれ声をかけていた。

ここで驚いたのは、殆どの人が初対面だったのだ。

僕はてっきりフィンドホーンツアーに行くのは、ある程度知った仲の団体が参加するのだと思っていたからだ。

スピリチュアルなものに興味がある人は、同じ趣味をもつコミュニティを大事にして、よく一緒に出歩いているイメージがあったから。

確かに二、三人の知り合い同士で来られた方もいたが、殆どの人が個々に応募していたのだ。

僕はスピリチュアルには興味があったが、一匹オオカミだった。

そんな自分が珍しいと思ったいた。

けれど、今回は一匹オオカミが多いらしい。

こうして、スタッフも含めて総勢22名が集まり、フィンドホーンの旅に出る事になった。

これからフィンドホーンに向かう訳だが、旅は既に始まっていた。

フィンドホーンの旅の醍醐味は、小さなハプニングがとても多い。

けれど、このハプニング一つひとつ意味のあるものだと考えるのがフィンドホーン流。

僕たちはこれから最初のハプニングに出会うことになる。

チェックインができない。

飛行機を乗るのに、まずはじめに行うのがチェックイン。

乗る飛行機はKLM。ATMの様な形のチェックインマシンでチェックイン。

ツアーメンバー全員、事前に飛行機を予約していてバーコードも持っているのですが、マシンがエラーを起こしてしまう。

数名、無事にチェックインできましたが、ツアーメンバーの8割くらいの人ができず。

KLMのスタッフを呼んで一悶着。既にマシンの前に30分以上待ちぼうけ。

なんとはじめの一歩で躓いてしまうとは。。

これから先行き大丈夫なのだろうか。

出国ロビーで一休み〜からの搭乗開始

荷物を預け、出国検査は無事に通過し、ロビーで一休み。

成田空港の出発ロビーは今回が初めて。

高級な免税店が立ち並ぶが、これからスピリチュアルな旅をする僕にとっては、あまり関係のない存在。

搭乗口で時間になるまで自由行動だったが、特にすることもなく搭乗を待つ。

今回のフライトは少し緊張していた。それは、トランジット先のアムステルダムまで約11時間というロングフライトだったからだ。

フィンドホーン最寄りの空港、スコットランドのアバディーン空港までは、なんと合計17時間。

気の遠くなるようなフライトが待ち受けてる。

けれど、これをクリアしないとフィンドホーンにはたどり着けない。

ただ体調管理にだけは気をつけた。

今回ツアーで使用したのはKLMオランダ航空の飛行機

程なくして搭乗を開始し飛行機に乗り込む。

大きな飛行機だ。海外旅行は台湾へ一度しか行ったことのない僕としては、機内の大きさに感心した。

人を全員載せた飛行機は、緊急時のビデオを見せながら、滑走路に向けてゆっくりと動き出した。

離陸。そして嫌な予感的中

滑走路に着き、いよいよ離陸となる。

エンジンを大きく唸らし、ジェットの勢いで座席にGがかかる。

滑走路を勢いよく走り、重い機体をずしりと空に置くように浮き始める。

Gが後ろから下に感じ始め、高度を上げていく。

座席の液晶が到着点のアムステルダムを指している。

飛行機はまだ千葉上空。途方もない距離に思える。

上昇し続ける機内はまだ揺れている。機体が重いからか、上昇が長く感じる。

雲を抜けてもまだ機内は安定しない。。

というか。揺れが大きなっているような。。

なんとなく嫌な気がしてきた。と思った矢先、その予感は的中。

飛行機が大きく揺れ始めた。

空はキレイで、清々しいのに、添乗員さんも「気流が乱れてる」というようなアナウンスもなかったのに。。

大きく揺れる機内で、添乗員さんは何事もないように飲み物を振る舞う。

けれど、添乗員さんもワゴンも揺れ揺れだ。

程なくして、最初の機内食を配り始める。

けれどいよいよ揺れが強くなり、配った機内食をお客が手を付ける前に回収し始めた。

左右上下に、まるでジェットコースターのようだ。

成田エクスプレスの揺れも酷かったが、この飛行機はその揺れを遥かに上回っていた。

大きく揺れるたび、乗客が悲鳴のような声を漏らす。

手に汗を握りながらこの状況を耐えていた。

ベルト着用のサインは取れず、身動きも取れないまま。祈る他なかった。

祈りは届くのか。アムステルダムまでこの状況はゴメンだ。

食事も食べれないし、映画にも集中できない。かといって寝ることもできず、揺れが収まらないのだったら成田に引き返してくれと思うほどだった。

揺れが収まりだしたのは3時間後。飛行機はロシア上空を飛んでいた。

改めて食事が配りだされたが、既に食べる気など起きなかった。

まだ8時間以上フライトが残っている。無事に着陸できるのか。

そんな不安を抱きながら、雲も無き真下にロシアの地形を写して飛行が続いた。

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