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使ってみよう!草刈り機(ビーバー)の使い方。実践編。

家庭菜園
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こんにちは!ぼうしです。

以前投稿した記事。「草刈り機(ビーバー)の使い方」を紹介しましたら、結構な反響がありました。

今回はその実践編というかたちでご紹介できればと思います。

前回は、草刈り機の概要とセットアップの仕方について触れました。

今回は、草刈り機を使って実際に草を刈り込んでいく方法をお伝えしていきます。

「まだ前回の記事を見てないよ」っいう人は、ぜひこちらも見てくださいね♪

刈り込むことができるのは基本左前方だけ!

草刈り機は、円盤状の刃を回転させて刈り込んでいく機械です。

円盤状の刃は剥き出しになっていて、刃が触れる面で草を刈り取っていくのですが、

実は刈り取れる面積は刃を四等分した、左前方だけなのです。

なぜかというと、それは刃の回転方向にあります。

草刈り機の刃は反時計回りに回転します。

刃が刈り取れる場所は左前方だけ(絵心なくてスイマセン。。)

そして、回転してる刃の進行方向に草を絡めることによって刈り取って行きます。

なので基本、草刈り機は刃を右側から左にスライドするようにして刈り取っていきます。

逆方向では草を撫でてしまうだけなので、うまく刈り取りできません。

草刈り機は、右から左にスライドして使うことを覚えましょう!

スライドするときは腰を使う

草刈り機には両手のハンドルが設けられてるのがほとんどですが、あまり手や腕を使って操作する機械ではありません。

右手にはアクセルレバーがありますが、その調整程度です。

草を刈るときは腰を使って刈っていきます。

前項のように草刈り機を右から左に刈っていくのは、腰を軸にして回転させて刈っていきます。

なので、腕を使ってスライドさせることはありません。腕を使ってしまうとすぐに疲れてしまいます。

腰をうまく使って刈り取るには、草刈り機に付属してあるベルトが必要です。必須アイテムですので、必ず着用して作業しましょう。

草刈り機を譲渡などした場合、ベルトがない場合があります。そういうときはホームセンターや農業資材やさんにベルトだけ販売していますので、探してみましょう。

刈り込む場面によって分かれる、コツのあれこれ

草刈り機を使って刈り取るものは当然「草」なのですが、実は草刈り機を使う場面によってコツが微妙に違います。

各場面にごとに使い方を見ていきましょう。

畑で草を刈る場合

草刈り機を使用する際の一番多い場面は「畑」だと思います。

畑は面積が広く見通しが効くので、最も草刈りしやすい場所と言えます。それに、草刈り機のパフォーマンスを最大限に発揮できるのも畑です。

畑でのコツとは。

冒頭に上げたように、草刈り機は右から左にスライドして刈っていきます。この基本動作をするだけできれいに刈り上げることができます。

うまく右から左に刈ることができると、刈り上げた雑草が刃に運ばれて、左端に集まっていきます。

右から左の刈り込み畑を往復すると、中央に刈り込んだあとの草が集まる。理想の刈り方。

このように、刈り取ったあとの葉が左側に集まるように刈り取ることができると、とてもきれいに刈り取ることができます。

歩く歩幅を小刻みにして、回転刃の左前方だけて草を刈るようにイメージして刈るとうまく刈れます。

刈り取ったあとの葉が左端にも、右端にも乱雑な用になっていると、ベテラン農家さんからは「刈り散らかしてる」ように見えてしまいます。

のり面で刈る場合。

のり面や斜面で刈り取る場合、斜面の角度にもよりますが、かなり作業がしづらくなります。

特に、足場をきちんと確保した上で作業することが大切です。

先に足を進めて、バランスが取れることを確認して、草刈り機で刈り取って行きます。

のり面でのコツとは。

草刈り機は右から左にスライドさせるので、身体の左側を法面の下側に向けて作業します。

すると、回転刃を右から左にスライドする際、傾斜のおかげで刃を下ろすような形になり、刈り取るときの力が少なくてすみます。

逆方向から刈ると実感できますが、逆方向では、のり面の上部型へ刈り上げる形になります。この場合、腰だけでなく、腕も多少使うので結構疲労感があります。

でも、場所によってはのり面上部に刈り上げるようにしたほうが良い場合ものあります。それは次の項でお伝えいたします。

のり面の下に側溝がある場合。

この場合は、上の項で話した内容と逆になります。

何故かと言うと、のり面したに刈りおろした場合、刈り取った草が側溝に落ちてしまうからです。

田舎の側溝は、農業用水路として使われていることも多いので、清潔にしておくことが基本です。そうしないと、下部の側溝で草が集まり、途中で排水できなくなって溢れ出てしまいます。

なので、このような場合には、のり面上部に刈り取った草を刈りあげるように刈っていきます。

側溝のあるのり面では、側溝に草が落ちないように土手へ刈り上げる。それでも側溝に落ちた草は回収します。

それでも側溝に落ちてしまった草は、取り除きましょう。

側溝に落ちてしまった葉は、桑を使って取り出すと便利です。

ホームセンターなどに行けば、側溝掃除用に側溝の形に型どったスコップなどが売られています。

けれど、僕は桑のほうが使いやすいと思っています。

ご自身が使いやすいと思った道具を用意するといいでしょう。

藪を刈る場合

年に一度か二度くらいしか刈らないようなところや、藪になって手付かずの場所をかる場合は上記のやり方と大きく異なります。

今までは、きれいに刈り取る方法を説明してきましたが、藪の場合は勢いがあったほうがよく刈れます。この項はもう少し掘り下げてお伝え今します。

自分の背丈、あるいはそれ以上の草を刈る場合。

こういった草は、2段階に分けて刈ると刈りやすくなります。先ずは草の背丈の中心、あるいは自分の腰丈のあたりの高さで一度刈ります。2回目で地面から刈っていきます。

このように2ステップで刈ると良いでしょう。

長野県でよく見かけるブタクサ。成長すると3mを超えるものも。

いきなり地面から刈ってしまうと、刈り取った草が自分にのしかかってくる場合があります。視界も遮られるし、作業効率が落ちますので2段階で刈ることをおすすめします。

また、あまりにも草が鬱蒼している場合は、右左のスライドだけでなく往復で刈り取るようにしても効果的です。

鬱蒼としてる場所を刈り取るときは以下に注意してください。
・ハチの巣に気づかず刈ってしまう
・木や柱に刃を当ててしまう
・先に崖などがある
視界を遮られやすく、草が大きすぎると焦ってしまったりする場合があります。
鬱蒼とした場所こそ、周囲の景色や音を注意して聞きながら作業することが必要です。

ツル草を刈る場合

通常、草は地面に垂直に生えています。なので、草刈り機を地表面をスライドさせて刈り取る事ができます。

ツル草は地面と平行に生えています。なので、いくら草刈り機を右から左にスライドさせても上手く刈り取ることができません。

そこで、草刈り機を斜めに持ち、左側に角度を付けて斜めに刈っていきます。そうすることでツル草も刈り取れます。

ツル草は、よく草刈り機に絡まりやすいです。その場合は、回転刃から草を取り除く必要がありますが、これは草刈り機のエンジンを切って刃の回転が止まったら行ってください。

指が飛んでいきます。

痛いので、注意して行いましょう。

 

いかがでしたでしょうか?結局のところ、作業に慣れていく事が一番の近道ですが、様々シュチュエーションで刈ることのイメージを掴むことができたら幸いです。

とっても便利な草刈り機!上手に使っていくと、草刈りも楽しくなりますよ♪

 

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