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使ってみよう!草刈り機(ビーバー)の使い方

家庭菜園
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こんにちは!ぼうしです。

グリーンシーズンが近づいてきましたね。

僕の畑でも、いよいよ雑草が伸びてきました。

農作業をしようとすると、伸びてくるものは野菜だけではありません。

雑草も伸びてきます。しかも大量に。。

田舎で畑を借りる場合。とても広い敷地の畑を借りれる事があります。

当然のことながら広い畑を借りると、雑草のお世話も借りた敷地分することになります。

そんなときに味方となってくれるのが、草刈り機です。みんなビーバーと呼んでいます。

このビーバーなくては農作業は務まらないと言っても過言では無いかもしれません。

この記事では、主に草刈り機の概要とエンジンのかけ方、草刈り時の注意事項などをまとめています。

実際に畑や現場で操作する際のポイントについては、こちらの記事を参考にしてください♪

草刈機は意外と使う頻度が高い

実は、別に農作業をしなくても、田舎に移住するだけでもビーバーを使う機会が現れます。

それは、町内会や部落会など、地域の清掃活動で使ったりします。

田舎に住むと、その家は借家でも新居でも何処かの部落に所属する事になります。
すると部落内のゴミ捨場の当番などの役割が回ってきます。
同じように、公民館や地域の浄水場の草刈りなどのイベントがある地域が多いです。

もちろん。こういう機会では、草刈機を使うことが多いです。

なので田舎に住むなら、ビーバーの使い方を覚えておくのも良いかと思います。

草刈り機(ビーバー)とはなにか

3大都市圏などに住まわれている方は「草刈り機って何?」って思うこともあるでしょう。

草刈り機とは、コチラのことです。

ごく一般的な草刈り機。それと草刈りに使うセット。

 

先端に円盤状の歯がついており、後ろにはエンジン。そして中央部にはグリップがあり、グリップを握ると歯が回転し始めます。

草刈り機の中には、エンジンが離れていて背中にエンジンを背負うタイプのものもあります。

この草刈り機にベルトを取り付け、ショルダーのように肩にかけて使用します。

草刈り機は、エンジン式が主流

最近では、電動型の草刈り機も開発され始めていますが、未だ主流はエンジン式です。

エンジン式のメリットとしては、パワーがあるということと、燃料満タン時で30分から1時間という長時間使える事、燃料がなくなっても、補充すればまたすぐに使えることが大きな利点です。

このサイトでは、主流のエンジン式の使い方を説明します。

燃料は「混合油」を使用する

草刈り機のエンジンは2サイクルエンジンがほとんどです。「2サイクルエンジン」とは、ガソリンと潤滑油を混合した燃料を使用するエンジンのことです。

自動車などのエンジンは4サイクルエンジンと言われ、エンジンの潤滑油としてエンジンオイルが使われますが、2サイクルエンジンはエンジンオイルを入れる機構がありません。

僕はホームセンターで販売されてる混合油を使用。家庭菜園では混合油を作るより購入したほうが安上がりな場合も。

そのため、燃料としてガソリンと潤滑油を混ぜて使用します。

配合量は草刈り機によって、1:25あるいは1:50とあります。自分で配合することも可能ですが、ホームセンターなどで最初から配合済みの混合油が売っているので、それを利用するのが簡単です。

はじめにポンプで燃料を送る

シーズン始めや、エンジンがかかりにくい場合は、エンジン内部まで燃料が到達していない場合があります。

その際には、ポンプを10回程度押して、エンジンまで燃料を送ってあげるとかかりやすくなります。

中央部のおへそのようなものがポンプ。10回くらい押すことで、エンジンに燃料が供給される。

草刈り機の機種によってポンプの位置が若干違いますが、チューブが膨れたような形状をしています。それを押すと燃料が流れていくのが分かります。

ハンドルのスイッチを「始動」に合わせる

ハンドル側に動作スイッチがあります。「始動」と「停止」と選択できるようになっていて、エンジンを掛ける場合は「始動」に合わせておきましょう。

「停止」になっていると、エンジンをかけようと思ってもかかりません。

写真は旧式草刈り機のレバー。最近のものとは形状が異なりますが、似たような構造になっています。

また、エンジンが掛かった状態で草刈機を止めたい場合は、「停止」にスイッチを入れると止まります。

チョークを「閉」に合わせる

草刈り機にはチョークがあります。チョークとは、ガソリンと空気の配分を調節するものです。

通常は「開」の状態で使用します。ガソリンと空気の配分が最も調整の取れているのが「開」です。燃費もいいし、馬力もいい状態です。

けれど、冬季などエンジンが冷えている場合は「開」だとかかりにくい場合があります。

そういうときに「閉」にします。

「閉」にすると、空気の取り入れがなくなり、ガソリンだけでエンジンをかけようとします。ガソリンはとても燃えやすいので、エンジンが良くかかります。

エンジンが温まってきたら「開」に戻して運転します。「開」に戻さないと燃費は悪いですし、力も非力です。「馬力がなかなかでないなぁ」と思ったら、チョークを「開」に戻し忘れていないか確認しましょう。

スターターを引っ張ってエンジン始動

車のエンジンを掛けるとき、スタートボタンや、鍵でセルを回すとエンジンがかかります。

それに変わったものがスターターです。

スターターを引っ張ってエンジン始動。

草刈り機のエンジン部分にロープに繋がれたハンドルがあります。それがスターターです。

このスターターを勢いよく引っ張るとエンジンが掛かります。エンジンが掛からない場合、エンジンが掛かるまで何度もスターターを引きます。

ハンドルのレバーで回転調節

ハンドルレバーは、アクセルになっています。回転数を自由に調節できますが、基本は高速回転フルスロットルで使用します。フルスロットルが一番燃費がよくエンジンにもススが溜まりにくいので、基本はフルスロットルで使用します。

フルスロットルの時は思いのほか刃の回転が上がるので、多少怖いと感じることもあるかと思います。そういう時は、アクセルバーを緩めて中回転程度で使用することも可能です。まずは雑草の背丈が低い場所で、中回転で使用しながら慣れていくと良いでしょう。

草刈機を安全に使おう

草刈機は先端の円盤状の歯が丸出しです。

一見とても危険そうに思える構造ですが、雑草を刈るにあたって必要な構造です。

それに、ちゃんと基本を守っていれば非常に安全に扱えます。

その基本とは。

歯はすぐには止まらない。

草刈機を使う時、アクセルバーを握ると刃が回転します。

けれど、ブレーキはありません。

回転を弱めるには、空転している刃の勢いが弱まるまで待たないといけません。

刃がちゃんと止まるまでは、近づかない事が大切です。

視界が狭くなる

草刈機をするとき、ゴーグルをかけて使うのが一般的ですが、ゴーグルをしている分視界が狭くなります。

近くに人や、特に子供などがいない事をちゃんと確認して行うのがいいでしょう。

複数人で行う場合、最初から離れてある程度の距離を保ちながら刈ることをおすすめします。

刃に雑草が絡まったら、エンジンを切って取り除く

草が大茂っている場合、刈り取った草が刃に絡まる場合があります。

手で除去する必要がありますが、これは必ずエンジンを切って刃の回転が止まってから行うようにします。

農家さんの労働災害ではよく知られている事象で、エンジンをつけたまま草を取り除こうとして事故に合うケースがとても多いです。

こまめに周囲を確認する

草刈り機を使用していると、視界が悪くなるだけではなく、周囲の音も遮られてしまいます。

草刈り機自身のエンジン音が結構大きいため、人が大声で話していても聞こえません。

草を刈りながら後ろを振り向いたら、人がいて切りつけてしまった利する場合もあるので、周囲の状況はこまめに確認しましょう。必要ならエンジンを切って、周囲の音を聞くのも良いかもしれません。

草刈り機使用時に絶対に揃えておくべき保安グッズ

草刈り機は正しく使えば非常に便利ですが、うっかりしていると怪我の元となります。

自分が怪我するだけでなく、相手に被害を合わせてしまう場合だってありえます。

そのため、正しく使うに当たってサポートしてくれるグッズを揃えておくことを強くオススメします。

ベルト

草刈り機と体を固定させるベルトです。このベルトを使用しないで草刈り機を使っている人は見たことがありません。

通常、草刈り機を買うと付いてくるものですが、譲渡された場合はベルトがないこともあります。そういうときはホームセンターなどで専用のベルトやベストを購入してから使用しましょう。

このベルトは、草刈り機の歯の位置と自分の体の距離を一定に保つ機能があります。自分が歯に巻き込まえるのを防いでくれます。

また、肩に吊るして使用するので、長時間作業をしても疲れが少なくなるのが特徴です。

ゴーグル

ゴーグルは必要不可欠なアイテムです。ゴーグルはしない人もたまに見かけますが、結構危険です。

僕自身もゴーグルしないで草刈り機を使ったことが何度かありますが、弾かれたものが結構目に入ってきます。

草刈り機を使っていると、小石を弾いたり、大きな石やコンクリに刃が当たってかけた刃が飛んできたりすることもよくあります。

結構いろんなものを弾いて狩っていくので、目の防護が必ず行ったほうが良いでしょう。

ゴーグルも草刈り機に付いてくることがほとんどですが、無くしやすいです。ホームセンターにはサングラス型などカッコいいゴーグルも用意させているのでお好みのものを揃えましょう。

手袋

草刈り機を扱うときは、手袋を使用しましょう。軍手でもいいですし、農業用のグリップが効くものもおすすめです。

前項と同じく、草刈り機で狩ったものが手に飛散してくることも多いです。軍手は手を保護してくれます。

また、疲れも軽減してくれます。

林業などで草刈機を使用する場合、耐震用の手袋を使用します。長時間使っているとエンジンの振動で手の毛細血管が損傷する事があるからです。

けれど、農家さんや家庭菜園などでは普通の手袋で十分だと思います。手袋で手を保護することはプロほど注意して守っています。

帽子

家庭菜園をする場合、帽子は必要不可欠の相手もではあるのですが、草刈り機の作業でも有効です。

畑には日陰がありません。元気な太陽の光は、人間の頭を直に照らします。

熱中症対策には帽子はとても有効です。疲労も軽減できるので、草刈り機のような作業にはとても向いています。

いかがでしたか?

草刈り機は外見からも危険そうですが、注意することを守って作業すればとても便利なものです。

特に保安グッズは用意しておいたほうが良いです。仕事がとてもしやすくなるので、はかどります。

草刈り機でうまく雑草を管理して、楽しい家庭菜園ライフを送りましょう。

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