こんにちは!ぼうしです!
今年も暑い夏がやって来ようとしていますね。
僕は長野に住んでいますが、長野も真夏になると本当に暑いです。
畑作業もしかりですが、実は畑って太陽の光を遮るものがなかったりするのです。
木陰がないんですね。
なので、熱中症を患うリスクが実はよくあります。
長野は乾燥した地域なので蒸し暑さはありませんが、標高が高い分太陽の日差しが強いです。
避暑地と言われている長野に来ても、暑さで体が参ってしまっては残念な気持ちになりますね。
そこで今回は、最近人気の空調服を使って熱中症対策できないか考察してみたいと思います。
なぜ「考察」なのかというと、この記事はまだGW中に書いているもので、そこまで暑くない時期に書いています。それに、僕も空調服を使うのが今回はじめてなので経験していません。
なので、予備知識のみで記事を書き上げています。
僕は早くも空調服を購入したので、暑い日を狙って試着を試みようと思っています。その際の結果がわかったら追記させていただきますね。
空調服は本当に涼しいのか
空調服を着ても、実は涼しさを感じないことがあります。それは空調服が体を冷やす仕組みにあります。
外気が暑いと人は汗をかきます。空調服はファンで体に空気を送り、汗を冷やすことによって涼しくします。
なので、空調服で涼しさを体感するためには、汗をかくことが前提となってきます。
と言っても、暑いところでは自然と汗をかくものなので、殆どの場合は空調服で涼しさを体験できます。
けれど稀に汗をかきにくい場所もあります。
例えば、高原のキャンプ場・釣りなど。
高原は気候が涼しく湿度も低いため、あまり汗をかきません(避暑地ですもんね)
けれど標高が高い分、太陽光が強いです。高原では森林も多いため日陰に隠れることができればいいですが、草原のような場所では日光で熱中症になることも考えられます。
または、釣りのようなあまり自分が動かない状態であると、汗はかきにくいです。
そのような場所では空調服は機能しにくいかもしれません。
空調服で効率よく涼しくするには
前項に上げたように汗をかけば涼しさを体験できます。
なので、効率よく使う方法として3つ考察してみました。
・適度に運動する
・予めインナーを濡らしておく
・保冷剤を使用する
汗をかきにくい場所であれば、軽く汗をかく位の運動すれば空調服の効果を得られます。
これが一番手っ取り早い方法と言えるでしょう。
同じような方法を取るなら、インナーを濡らすのも一つの方法です。
熱中症対策には濡れタオルを使う方法がありますが、同じ要領でインナーも濡らします。
けれど、これは女性には難しいかもしれません。
最後は「保冷剤」を使う方法です。最近の空調服には保冷剤を入れられる内ポケットがついているものもあります。
保冷剤ポケットが備わった空調服を使えば、保冷剤の気化熱がファンで服内を循環し、涼しさを体感できます。
シーン別空調服オススメあれこれ
最近は空調服もいろんなバリエーションが増えてきました。
僕は今回ワークマンに行ってみましたが、薄手軽量のものから高機能のものまで幅広いラインナップがありました。
また、空調服もメーカごとに取付可能なファン・バッテリーが違います。
僕が訪れた近所のワークマンには3社の空調服がありました。
・サンエスの空調風神服
・XEBECの空調服
・ワークマンブランドのウィンドコア
サンエスとXEBECについてはプロ用と言わんばかりの作りです。ルックスも作業服に近いトーンのものが多く、仕事として実用できるものが多い印象です。
ワークマンブランドはコスパに優れていて、カジュアルなものが多いです。
どの空調服にも言えることですが、コストに差が開くのはファンとバッテリーです。ワークマンブランドは上記2社に比べてこれらの設備が安価でした。
とは言っても、服・ファン・バッテリーと合わせて揃えると、3社平均で15,000円くらいはします。意外と高価なのでじっくり選んで決めたいものです。
そこで、シーン別にオススメの空調服をまとめてみました。
使いやすさを求めるなら「ベストタイプ」
ベストタイプの空調服は最近になってラインナップが増えてきました。その上、一番人気でもあります。
袖付きの空調服の場合、風が袖元まで来るので上まわりがモコモコして気になる人も多いようです。現場作業で機動性を求められるような人はベストタイプがおすすめです。
ベストタイプを購入する人は、土建作業員など普段から現場で働いている人が多いと聞きます。他には農家さんや、趣味で釣りなどする人には向いていると思います。
ただ、ベストタイプはカジュアル性が高いので会社で使われる場合は注意が必要です。
会社で使うなら「半袖タイプ」・「長袖タイプ」
半袖タイプで多くラインナップを出しているのが、サンエスやXEBECです。これらは作業服のような作りのものが多く、実用性に向いています。
自身の会社のユニフォーム・制服と同じような目立たないものが販売されているので、会社のオフィスなどで使う場合はおすすめです。
また殆どの場合、長袖用も同じシリーズで販売されています。夏でも長袖が好みの人や、半袖の指定が無い会社でも安心です。ただ、長袖の場合は袖元まで空気が循環してモコモコになるので、少し気になる人もいるかも知れません。
キャンプやイベント・フェスで使うなら「高機能タイプ」
キャンプの場合、昼間は暑くても朝晩は冷え込みます。それに、急に雨が降ってきたり、風が強かったりといろんな状況が想定されます。
つまり「空調」の機能もありつつも、オールラウンドに耐えうる物が使えます。
高機能タイプでは、ワークマンオリジナルブランドが優れています。袖を付け替えて、長袖・半袖・袖なしにできるし、撥水加工や耐火加工されているものもあります。
また、ポケットも豊富についているところも便利です。
バッテリーは大容量を選ぼう。
空調服によっては、バッテリーの容量が選べます。ワークマンオリジナルブランドは2タイプありましたが、基本大容量タイプ1択です。
特に屋外で使用するときは大容量タイプでないとバッテリーが持ちません。それはファンを回すのに相当な電力を要するからです。
ファンの風力は弱・中・強といったように調整できますが、屋外で使用する場合は常に強を使うことが多いです。
ワークマンオリジナルブランドは「ウィンドコア」というブランドですが、このブランドは冬用の電熱線入のアウターなどもラインナップしています。冬用のアウターなどに使用するには低用量タイプでも大丈夫かと思います。
空調服は試着して、少し大きめのものを選ぼう。
空調服はファンから服の内部に空気を送り込み、襟元や袖元へ風を循環させることで涼しくなります。
なので、インナーと空調服の間の間隔が空いていないと空気が循環できません。
そのため、空調服はワンサイズ大きめのものを購入するのが良いとされています。
けれど購入する前に一度試着することをオススメします。
というのは、空調服自体少し大きめに作られているからです。
ポイントは、空調服を着て空調服の裾から空気が逃げるか確認することです。
裾の空間が広く空いていると、空気が裾から逃げてしまい襟元や袖まで循環しない場合があります。
サンエスやXEBECは、裾に大きめのリブが付いていて、裾から空気が逃げないように作られています。
またワークマンブランドは、裾にゴム紐があり、ゴム紐を調節することで裾を身体に密着できるようになっています。
腰からお尻のあたりで、裾のリブやゴム紐が身体に密着し、空費が漏れないようでしたら、十分機能が発揮できると思います。
いかがでしたでしょうか?
僕も今回は初めて空調服を購入してみて、色々考えたことや調べたことをまとめました。
みなさまの空調服選びのヒントになれば幸いです。
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