こんにちは!ぼうしです!
グリーンシーズンがいよいよ始まり、早い野菜たちは収穫を迎える物も出始めてきました。
レタス・キャベツ・白菜などの葉もの野菜や、玉ねぎとイチゴなども収穫が始まります。
今回はその一部の「ニンニク」の収穫を記事に書いていこうと思います。
収穫は、なんと言っても農作業の醍醐味!
今年の出来はどうなのか、ドキドキしながら楽しんで収穫していきましょう!
初心者にオススメ野菜ニンニク
ニンニクは育てることも容易で、コンパニオンプランツとしても有名です。
植え付けから収穫まで長い時間を要しますが、比較的手間いらずで元気に育ってくれます。
またニンニクは病害虫を寄せ付けません。そのため他の野菜と一緒に植えることで、野菜たちを病害虫から守ってくれる頼もしい存在です。
ニンニクと相性の良い野菜たちはコチラです。
キュウリなどのウリ科野菜
イチゴなどのキク科野菜 等など
とても幅広い野菜たちのコンパニオンプランツとして向いています。
そして、ニンニクは長期保存も可能です。うまく保存できれば1年程度持つので食卓の強い味方にもなってくれます。
植え付けは秋頃(9月)から
ニンニクは収穫まで時間がかかります。
関東・甲信越では秋頃9月から10月頃に植え付けが始まります。
そして収穫が翌年の6月上旬ごろなので、約9ヶ月間ものあいだ畑で生育します。
コンパニオンプランツとしてニンニクを植え付けする場合、翌年の夏野菜をどこに植えるか予め計画して植え付けすると良いでしょう。
また、甲信越で家庭菜園や休日農家をしている人は、極力9月中に植え付けするのをオススメします。
理由は次の項で説明しますね。
ニンニクを収穫するタイミング(めやす)
ニンニクは6月に差し掛かり始めると、葉が黄色く枯れてきます。
株の半分くらいが枯れてくると収穫のめやすです。
株一つひとつ成長にバラツキがあるので、家庭菜園など小規模で行っている場合、収穫期を迎えたものから収穫すると良いでしょう。
収穫にはコツが1点あります。
それは、土が乾いているときに収穫を行うことです。
ニンニクを長期保存するためには、乾燥させることがとても重要です。
土が湿っている状態で収穫をしてしまうと、ニンニクの乾き具合遅れ最悪腐ってしまうこともあります。
なので、できれば数日天気が続いているときに収穫するのが良いです。
と言っても、これが案外難しい。なぜなら、6月2週に入って来ると梅雨に差し掛かってしまうからです。
梅雨ので時期では、土が乾いているときに収穫するのが至難の業になります。結局、土が湿っている状態で収穫せざるを得ない場合も出てきます。
休日農家さんですと、基本土日のみしか畑に出られない場合もあるので大変です。
そこで、休日農家さん・家庭菜園をされる方にオススメなのが、植え付けを極力9月中に終わらせてしまうという事です。
こうすることで、梅雨にかぶる前に収穫期を迎えるニンニクが増えます。すると、収穫したニンニクを長く楽しむことができます。
もちろん収穫したらすぐ使い切ってしまう人は10月いっぱいまで、植え付けるもの良いと思いますし、「早く使うもの」「長期保存用」と植え付けを2回分けるのも良いかもしれません。
ニンニクを掘り起こそう
ニンニクの収穫方法は2点あります。
・ニンニクをシャベルなどで掘り起こす
これは土質によって収穫方法を選んでいきます。
畑の土が乾燥した火山灰土などでは、引き抜いたほうが作業効率がよく収穫できます。
粘土質の畑では引き抜くことはできません。実を傷つけてしまうし、最悪ちぎれてしまいます。この場合はシャベルを使用して掘り起こします。
掘り起こす際は、ニンニクを傷つけないように少し離れた位置から刃を入れて掘り起こしましょう。案外簡単に収穫できます。
ニンニクの「おしり」でわかる収穫適期
たとえ株の半分が枯れていても、収穫適期を迎えていないものもあります。
先ずは、ニンニクを掘り返してみます。
そのニンニクの「おしり」を見て収穫適期を判断します。
どういうことかというと・・・。
おしりが出っ張る … 腐りやすい
おしりが窪んでる … 芽が出やすい(遅い)
「おしりが出っ張っている」または「おしりが窪んでいる」ニンニクは、早めに使うようにして、「おしりがフラット」のものを長期保存します。
ニンニクの保存方法
ニンニクは乾燥させることで、長期保存が可能になります。
乾燥は3ステップと、とても簡単です。
収穫したらすぐにニンニクの根を切ります。収穫した後、根を残していくと根の方に養分が取られてしまい、実が小さくなってしまいます。
根を切ったら、ニンニクの1枚めの薄皮を向きます。こうすることで、掘りたてのニンニクに付いた土を落とすことができます。土が付着したままだと、うまく乾燥できないのでこれもすぐ行います。
みずみずしいニンニクを、お天道さんの力で乾燥させます。日当たりのいい場所で一日乾燥させます。
あまり日が当たらない、雨も当たらない、風通しのいい場所を選んでニンニクを吊るします。
収穫ネットを使用して、ニンニクのおしりが下になるように入れていき、ネットの口を縛って吊るします。
収穫ネットが手元にない時は、台所用の排水ネットやストッキングなどでも代用できます。代用品を使用する場合は、ネットにあまり多く入れすぎないように、小分けにして風通しを良くして使います。
大地の恵みを堪能しよう
収穫・保存までしたら、早速食べよう!
自分で収穫したニンニクは、スーパーで売っているものに比べて見は小さくなりがちですが、香りは強いです。
なので、味付け・香り付けに使用するなら、少量でも十分楽しめます。
また、収穫したてのニンニクも瑞々しくて美味しいです。
「家庭菜園やっていて、良かったなぁ」と思える瞬間ですね^^
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