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子供の頃のような習得力を発揮させる時期とコツ

自己対話
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子供ってとても物覚えが早いですよね。

個人差はありますが、勉強・習い事・遊び等どんなことでも、大人がやるより飲み込みが早いものです。

それは、なぜでしょうか?

もちろん、子供のほうが頭が柔らかいから。等と言われることもありますね。

一方で、大人だって飲み込みが早くなる時があるんです。

今回はそのタイミングと活用方法をまとめました。

大人が物事を習得しやすい時期

子供のようにとまではいきませんが、けれど大人だって習得するスピードが格段に早い時期があります。

先に答えを言ってしまいますが、

それは習いたての時です。

他にも例はいくつかありますが、例えば。

・引っ越ししたての時

・転職時

など新しく物事を始める時期がこれに当てはまります。

この時期は大人であっても記憶力が早くなったり、技術を身に着けやすかったりします。

何か身につける場合、物事を習いたてのときに集中して学ぶと習得するのが早くなります。

どうして子供は頭が柔らかいのか

ではなぜ、子供は頭が柔らかいと言われるのでしょうか?

様々な説がありますが、その一つに先入観がないからということが挙げられます。

子供は基本的に何も知らない状態です。この状態が記憶や何かを身につける場合に有効に働きます。

大人は基本的に先入観があります。「これはどうせこうだろう」とか、まだ学び始める前から予測が入ります。

この予測「先入観」は時には良く作用することがあります。

けれど大抵の場合、自分が何かを始める時のブレーキになっていることが多いと感じたことはありませんか?

「先入観」を除いて取り組むことができれば、大人であっても学びやすくなり、習得も早くなります。

そして、先入観が働きにくいタイミングというのが、「習いたて」の時期であるということです。

私が先入観を無くしたら

例えば今、これから初めてボルダリングを始めるとします。

私は初めてボルダリングをすることになるので、登り方やルール・装備などどれもが初めて見て聞くものです。

先輩やインストラクターから説明を受けます。

ホールド(石)の色の意味・スタートとゴールの位置、専用シューズのレンタルや滑り止めの使い方、登り方のコツ等様々なことを一気に説明されます。

更にそのルールで実践して遊んでみます。遊びながらもレクチャーを受けます。「ホールドを引っ掛けた手は伸ばす」とか「この石では足を入れ替えて登る」とか。

初めての体験でとても多くのことを経験しましたが、その殆どをこの初日の体験の中で覚えてしまっています。

これってすごくないですか?

習いはじめのはバーストタイム。多くのことを習得できる。

初日で覚えられなかったところは、2・3回ボルダリングジムに通っているうちに自然に出来てしまいます。

たった2・3回の体験で基礎を取得できてしまう。

これは、ボルダリングに限ったことではありません。ボルダリングのルールや覚えることが少ないわけでもありません。

どのようなことでも、短時間に意識して取り込んでいるうちに自然に習得できます。

これは、ふだん介在してしまう「先入観」が無いからです。

先入観が無い状態の時は、学ぶ事に対する意欲や集中力も非常に高い状態です。

この時期を有効的に使う事が有効です。

例として趣味の習得を挙げましたが、仕事など様々な場所で応用できます。

不十分な情報が先入観を生み出す

情報社会で様々な情報が飛び交う今、先入観が生まれ安くなっています。

簡単に情報が手に入りやすいですが、大抵の場合、断片的だったり不十分な情報である事が多いです。

先入観はそのような情報から生まれ始めます。

そこで、確実な信頼のおける情報を取得することが重要です。

例えば、英会話を始めたいとする場合、どんな学校へ通うのが良いか調べるとします。

インターネットで、学校の評価をしているブログや、各学校のHPなどを見て吟味するわけですが、あまりリアリティを感じられない場合もあります。

そんなときは、いろんな学校に直接相談に行ったり、体験入学してみましょう。実際に自分自身で体験したものほど確かな情報はありません。

信頼のおける情報を得るために時間や労力を使うのは、とても重要です。

「ここなら続けられるな」と思ったら、入学して早速学んでいきましょう。

長期的に先入観を取り除くコツ

学び始めと同じような時期が長期的に続けられれば、その間先入観は途絶え、長い間集中して習得力を発揮できます。

では、どうしたら良いでしょうか?

それは、学びに対する集中力を持続させることで維持できます。

集中力を高めるには、学びに対する目標を設定することが鍵になります。

目標を定める

目標は学び始めるための「火種」 達成したあとのイメージは自分を動かす大きな原動力。

自分がどうなりたいのか目標を定めます。すると何のために学んでいるかが明確になり、目標達成までの間の学ぶ意欲を継続できる基を作れます。

イメージする

目標に達成している自分をイメージます。これが学びを継続させる原動力になります。

習得したあと、自分がどうしたいのかをイメージしていると、学びに対する意欲を湧かしてくれます。この意欲で学んでいくのです。

習慣化する

学びを生活の一部に取り込みます。

食事や歯を磨くのと同じように、学びの時間を決めて学んでいきましょう。

最初は大変なものです。

歯磨きだって、覚えたての頃は違和感丸出しで磨いていたはずです。

学び始めは、どうしてもサボりがちになったり、効率よく出来なかったり、イライラしたりしがちですが、それも自分なりに暖かく見守りながら続けていくのがポイントです。

習慣化をしていくにあたっては、こちらの記事も参考になります。

このときの原動力は、前項の「達成したあとの自分のイメージ」です。これでやる気を奮い立たせて続けていきましょう。

先入観を生み出す暇を与えない

目標を設定し、それに向かって行動ができていれば先入観を生み出すような余裕は生まれません。

そして、それには確かな情報・信頼のおける情報を得ることが重要になります。

信頼のおける情報は、ネット上で転がっている情報だけでは不十分です。人づてだったり、専門書を読んだり、専門家に聞いたりすることが近道となります。

先入観は途端に行動のする速度を遅くしてしまいます。習得する・学ぶスピードが落ちたと思ったら、先入観に囚われていないか客観的に自分を見つめ直すのも良いかもしれません。

 

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