長野に住みのぼうしがオススメするスタッドレスタイヤの巻!
こんにちは!ぼうしです!
雪の降る地域で車の運転に不可欠なもの。
そうです。スタッドレスタイヤです!
長野で暮らしている中で、数種類のスタッドレスを使ってきました。
「スタッドレスタイヤなんて、どれも同じだ」なんて当時は思っていました。
けれど実は、メーカーや種類によって全然違うのです。
性能の違いがこんなにあるんだ。。。
と正直驚きました。
自分が住む環境や目的に合わせて多種多様に存在します。
今回はシーン別にオススメのタイヤをご紹介いたします。
高原リゾートに移住するなら VRX2/アイスガード6
標高1000m位に位置する土地へ移住する方にオススメのタイヤはこちら
ヨコハマタイア アイスガード6
こちらのタイヤは、とにかくグリップ最強クラス。
高原では雪の量も多いし、雪が降らなくても路面が氷るので、強いグリップ性能があると便利です。
グリップ性能がそこそこのタイヤを履いている方も多いですが、雪のくぼみや坂道でスタックする車も少なくありません。
僕はアイスガード6 を履いていますが、氷雪の坂道などでもスイスイ走って行きます。
スタッドレスタイヤの中では最も高価ですが、その性能はお値段以上。
雪道が楽しくなるようなタイヤです。
FR(後輪駆動車)に乗っているなら アイスガード6
車には駆動形式というのがあり、この駆動形式によって雪に対する得意・不得意があります。
基本的には3種類に分類されます。
・FF …前輪駆動車
・FR …後輪駆動車
中でも、FR(後輪駆動車)は雪道にめっぽう弱い種類です。
そんなFR車にオススメのタイヤはコチラです。
スポーツカーやセダン、貨物車などに多いFRですが、FR車は安いスタッドレスを履いただけでは殆どの雪道を満足に走れません。
FR車はホントつらい。。。
何を隠そう、僕の車もFR車なのです。長野に来てから雪が降ると地獄を見てきました。
今年になってアイスガード6に履き替えると、雪道がとても軽快になりました!
毎年滑っていて進めなかった坂道発進がスイスイできるようになりました!
FR車はちょっとの坂でも登れなくなるのが普通なので、坂道発進が出来るようになったのは驚きでした。
実はブリジストンのVRX2の方がグリップ性能は上なので、VRX2でももちろん良いのですが、アイスガード6には特徴があったのです。
それは、市販のチェーンを使えることです。
VRX2はグリップ性能を極限まで向上したおかげで、タイヤのゴムがとても柔らかくできています。タイヤは常にたわんだ状態になり、通常のチェーンを巻いてしまうと、タイヤを傷つけてしまう恐れがあるのです。
なので、VRX2に適応したチェーンのみしか取り付けることができません。VRX2に適合したチェーンはあまり流通していなく、中々手に入れるのがむづかしいのです。
その点、アイスガード6は通常のチェーンを装着できます。
やっぱり、最後の頼み綱はチェーンなんだよね。
4WDやFF車は雪道に強いので、スタッドレスを履いていれば問題ありませんが、FR車はいつスタックしてもおかしくない車なのです。
なので僕は、常に車にチェーンを置いてあります。冬場は結構な頻度で使うんです。毎年使っています。
4WDやFF車で町中を走行するのが主体なら ダンロップ ウィンターマックス2
町中走行が主体ならコチラのタイヤがオススメ
ダンロップのスタッドレスは、乗り心地を重視しています。
実はグリップ性能と乗り心地を両立させるのって、すごい技術が必要なのです。
グリップを優先させるとタイヤのゴムが柔らかくなり、タイヤがたわみやすくなります。
そのためハンドルが重くなったり、コーナーを曲がる時にヌルヌルとした挙動をしたり、路面から伝わる音が大きくなったりと、乗り心地が悪くなります。
雪国に暮らしていると、スタッドレスの乗り心地の不快感に悩ませれている人は多くいるのです。特に、走行中の騒音で音楽やワンセグの音がかき消されてしまうのには相当困っています。
その点ウィンターマックス2は、夏タイヤにほとんど近い乗り心地を実現しています。もちろん音も静かです。
ブリジストンやヨコハマタイヤに比べグリップ力は下がります。けれど、4WDやFF車のように雪に強い車であれば、十分なグリップ力を発揮します。
冬でも車内を快適に過ごせるのはなんとも幸せなこと。ダンロップのタイヤは雪国で生活する人々にとって救世主とも言えるものなのです。
ウィンターマックスが更に進化して登場!
そしてダンロップから、2020の冬にスタッドレスが新登場しました!その名もウィンターマックス03!!
従来のウィンターマックス02よりも氷上ブレーキ性能が22%もアップしています!
VRXやアイスガードと同じように「水膜」を除去することに追求したタイヤがダンロップからも登場しました。
前の項でも書いたとおり、ダンロップは乗り心地を重視したスタッドレスを追求していたメーカーです。そのうえでこの性能アップは凄いと個人的に感じています。
ただ残念ながら新商品なので、まだ情報が少ないというのが選択の難しいところ。
ウィンターマックス02を買い換える人にはとても嬉しい情報ですね!
それにウィンターマックス03の登場で、現行のウィンターマックス02が安くなることも考えられます。
今後もダンロップに注目していきたいです^^
都心住みでスキー・スノボや雪国へ旅行するなら ダンロップ/トーヨータイヤ
普段は都心・大阪などに住んでいる方にオススメしたいタイヤはコチラ
トーヨータイヤ ウィンタートランパスTX
普段は雪の降らないドライ路面で利用するなら、乗り心地の良いダンロップをオススメします。
スタッドレスを履いていても、夏タイヤと変わらない乗り心地で走れるのはとても快適です。
特に旅行で雪国まで高速道路を使用して来る場合、乗り心地の良さは顕著になってきます。
スキー場に旅行で来る場合、ただでさえ慣れない雪道を走るのに、車の乗り心地まで変わってしまうと運転に結構なストレスを感じてしまいます。スキー場へ行くくらいの用途であれば十分なタイヤなのです。
また、トーヨータイヤもオススメです。なんと言ってもコスパがいい!
というか、スタッドレスが高価なのです。雪国に住んでいればスタッドレスにお金を出すのはしょうがないのです。なんといっても生活がかかっています。
快適に過ごすには高価なスタッドレスが必要なのです。
けれど、バカンスで雪国に来るくらいであれば、抑えられる費用は抑えたいところ。
コスパが優れているというのは、それだけで魅力的な性能です。
貨物車にオススメのタイヤは? 注意点は?
昨今、車中泊がブームになっていますね。
この車中泊ブームに合わせて居住スペースの広い、ハイエースやキャラバンといったバンタイプの車や、エブリィやハイゼットなどの軽バンが人気になって来ています。
これらの車は「貨物車」に指定され「乗用車」とは異なったタイヤがラインナップされています。
貨物車はタイヤの構造に「プライ」が入っているタイヤを履くことを義務付けられています。
「プライ」とはタイヤの強度を高めるための補強材のようなもの。貨物車の積載可能荷重に耐えうる用に設計されたタイヤなのです。
ただ、この「プライ」入タイヤ。タイヤの強度を補強している分タイヤが固くなり、スタッドレスの機器が悪くなってしまうんです。
なので貨物車のスタッドレスは、グリップ性能の期待ができません。
4WD車でれば「プライ」入タイヤでも十分ですが、
FRの場合「プライ」入タイヤでは気休めのグリップしか期待できません。
その場合、貨物車であっても「一般車用のスタッドレスを履こう」と思い立つと思いますます。
けれど、貨物車が一般車用のタイヤを履いた場合、車検は通りません。
なので車検の時期をよく見て、自己責任でタイヤの選定をする必要があります。
コメント