こんにちは!ぼうしです!
もうすぐ春の季節ですね。
春になると、ようやく畑作業が始まります。
「今年は何を育てようか」と考える時期でもありますね。
けれど、野菜を育てようとするときは、準備段階として土作りが必要になります。
ある程度、段取りを考えていかないと野菜は育ちません。
効率よく作付けするには計画が必要です。
何処に何を植えて、コンパニオンプランツはどの様にして、肥料をどうするか。
農家さんは念密な計画のもと、畑作業を淡々と行っています。
家庭菜園であれば、大まかでもいいのですが、やはり計画を立てておくと大変便利です。
今回は営農計画を立てる上で、抑えるべきポイントをピックアップしてご紹介致します。
年間の大まかなスケジュールを立てる
いきなり難しいそうな表題をつけましたが、そんなに難しい事ではありません。
5月にナス、ピーマンを植える
6月は雑草管理
7月は秋野菜の畑準備
8月は。。
というように、一月毎に何をやるか目安をつけておくようにします。
ひと月の間でも月初めと月の終わりでは、気候がだいぶ変わっているので注意が必要ですが、大まかな流れを意識するだけで、畑の管理がだいぶしやすくなります。
今度は今月と来月の予定を2週間毎に分けて、計画を細分化していくと、野菜の作付けが極端に遅くなったりする事を防止できます。
お勤めしながら家庭菜園を楽しみたい人は、農作業できるには基本土日のみだったり。作業できる時間が限られているので、営農計画を立てる事はとても便利になると思います。
何処に作付けするか、レイアウトを描いてみよう
作物の中には、「コンパニオンプランツ」と言う、お互い助け合って成長できる相性の良い作物があります。
その逆に、相性の悪い作物もあります。
作付けレイアウトを書く事で、予め何処に何を植えるか予定を立てておけば、常に相性の良い野菜同士を作付けすることができます。
そうする事で、野菜の病気を防止できたり、収穫量を安定させる事ができます。
先ずは次にあげる2点を重視してレイアウトを考えていく事をオススメします。
ナス科の作物とそれ以外の作物に別ける。
ナス科の作物は連作障害を起こしやすい性質を持っています。
なので、去年ナス科の作物を育てたところでは作付けしない方が賢明です。
ナス科はナスやトマト、ピーマン・ししとう類、じゃがいも等。
ナス科とそれ以外というように、畑を2つに分けておくと、作業がとてもやり易くなります。
1年毎に入れ替えて作付けすれば、連作障害も回避できます。
土の性質に合った物を植える
一枚の畑でも土は全て同じではありません。
畑の端、真ん中、その反対側でも土の性質が違います。
例えば、真ん中から半分は強粘土、もう半分は粘土土といったように、土の性質が変わっています畑があります。(僕の畑がそうなのですが。。)
根菜類は通常粘土土には適していません。
粘土土で育てると、身が小さくなったり、身が割れたり、変形したりと、あまり良い状態のものが育ちません。
更に収穫時も引き抜く事が出来なくて、重い土を掘り起こし、身に付いた粘土を丁寧に洗い流し。。といった、余計な作業が出てきてしまいます。
なので、例えば粘土質の畑であれば、なるべく粘土が軽いところを探して根菜類を作付けしましょう。
計画を立てると農作業がスムーズに動きやすくなる
計画を立てる要点はこの2点です。これらを意識して予定の道筋を建てれれば、それからの作業にとても力になってくれます。
予め計画を立てておくと、農作業もはかどりますし、作業を軽減することができます。
農作業がより一層楽しくなりますよ。
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