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FR商用軽バンにヨコハマタイヤice GUARD6を履いてみた(DA17V)

軽バン(スクラム・エブリィ)
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こんにちは!ぼうしです。

僕の住む長野県は雪がとても多く降る地域です。

っといっても、それは横浜出身の僕がそう感じるだけで、

地元の人は「たいして雪なんて降ってない」と言います。

でもね。ちゃんと降ってます。

こういう地域で僕は一つの悩みを抱えていました。

それは、愛車のスタッドレスタイヤについてです。

僕の車はスクラムという商用バンなのですが、商用車用のスタッドレスタイヤって実はそれほど効果はなく、やはり滑るのです。

おまけに僕の車は雪に弱いFR(後輪駆動)車。FRと商用車用スタッドレスの組み合わせは、最悪で「気休め程度」にしかグリップは効きません。

そこで一般車用の、しかもグリップ性能が良いと評判の「ice GUARD6」に履き替えました。

今シーズンで2シーズン目となりますが、2年間履いてみて「ice GUARD6」の自分なりの感想をまとめたいと思います。このタイヤのメリット・デメリットもわかってきましたので、ぜひご覧ください。

 

総評:次回も「ice GUARD6」を買うかどうか?

まだice GUARD6について何も語っていませんが、、いきなり総評からはじめます。

今のタイヤをを履きつぶしたとして、次回も「ice GUARD6」を購入するか?

その答えは「YES」です。

現段階(2021年)の感想としてはそう思います。これから先どのメーカもより良いタイヤを開発してくると思いますので、そうなると答えは変わってくると思います。

ただ、率直にこのタイヤはとても良いタイヤだと僕は感じています。

その理由をこれから先に述べていきましょう。

 

上り坂を上れるようになった。

とても感動したのがこれです。「ice GUARD6」に履き替えたとき、今まで滑って登れなかった坂道を意図も簡単に上れるようになったことです。

これは商用のスタッドレスと比較すると、格段にグリップが上がっていることを示します。

もちろん、このグリップ力を期待して購入したわけなので、当たり前のことではあるのですがそのおかげで雪に対するストレスが大きく軽減されました。

多少の降雪なら行動の範囲が広がりました。

どれくらい軽減できたかというと、里や市街地では雪を心配することが無くなった事。そして多少の降雪なら、高原へも行くことが出来るようになりました。

これって結構凄いことです。

2年間履いたことで「ice GUARD6」の得意な路面と不得意な路面があることがわかってきました。

ice GUARD6は乾いた雪の路面や圧雪路に強い。

このタイヤの得意な路面はズバリ、乾いた雪の路面です。

乾いた雪は標高が高い地域で気温も-10℃程度を記録するような寒い地域で見られる雪のことです。

僕の住んでいる長野の東信・北信地域で降る雪は乾いた雪が多いのです。長野のような地域にはとても合っているタイヤと言えます。

また、圧雪路にはとりわけ強く、しっかりと雪に噛んで安定した走行をしてくれます。

多少アイスバーンのような凍った路面でも威力を発揮しています。

 

重い雪やシャーベットに弱い。

そんなice GUARD6ですが、弱点もあります。それは、水分を多く吸った重い雪です。

といっても、商用スタッドレスよりはグリップを維持できますが、タイヤが足を取られて滑ることも多いです。重い雪で走行する時は注意が必要です。

水分を多く含んだ雪では空転しやすい。

特にシャーベットには弱く、タイヤが空転する事もありました。

なので、日本海側の富山などは重い雪が多く降りますが、その様な地域には少し向かないかもしれません。

ただ、あくまでFR車で走った感想です。雪に強いFF車や4WDですとまた質感も変わってくるかと思います。

僕の場合は、対策としてウエイトチューンをしています。ただこれをしていても滑ることはあるので、基本的にはゆっくり走っています。

ウエイトチューンとは、車の前輪に掛かる負荷と後輪に掛かる負荷を同じにする目的で、車の荷台に重しを積む事を呼んでいます。

ウエイトチューンについては、こちらの記事にまとめていますので、合わせて御覧ください。

 

高速走行も優秀

僕の実家は横浜なので、年に何度と帰省します。もちろん高速道路を使用します。

ice GUARD6は高速道路でも問題なく走行できます。

やはり柔らかいタイヤなので、ドライ路面で走っていると違和感は多少ありますが、あ知っている間に慣れる程度です。

タイヤのも大きく消耗することはなく、長野ー横浜を1ヶ月に1回程度帰省する程度では、目立った消耗は見られませんでした。

ただ、降雪のある高速道路はまだ走ったことはありませんので未確認です。

僕の場合、雪の降った一般道路でも60km程度で走ることが普通なのですが、高速道路で雪が降った場合でも同じ様な速度で走るのではないかと思っています。

なので、降雪のある高速道路での走行も問題なく走行できると僕は考えています。

 

VRX2ではなくice GUARD6を選んだ理由

スタッドレスタイヤと言えば信頼性がダントツでトップなのはブリジストンです。

なかでも「VRX2」はスタッドレスでは一番グリップがあると言われているタイヤです。

僕がなぜ、VRX2ではなくice GUARD6を選んだのか。

それは、汎用チェーンが履けるか否かの違いでした。

どれだけ雪道のグリップが高くても、FR車はスタックしてしまうことが考えられます。

そんな時は、結局はチェーンを履くしかありません。

ところが、VRX2は構造上。VRX2に適応したチェーンしか履くことができないのです。

VRX2に適応したチェーンは、市場にはあまり少なく、物自体も高価なものになります。

一方、ice GUARD6はVRX2に匹敵するグリップを誇りながらも、汎用のチェーンを履くことが出来るのです

汎用チェーンはホームセンター等でも手に入れられますし、なにしろ安い。

緊急時に使うものなので、そんなに高価なものは必要ありません。あるだけで十分頼もしいです。

そういうことで、僕はice GUARD6を購入しました。

ice GUARD6を購入する際の注意点

上記までに書いたように、メリットが非常に大きいタイヤです。

けれど、商用車が乗用車用のice GUARD6を履く場合は注意しなくてはいけないことが一つだけあります。

商用車がice GUARD6を履くと車検に通りません。

商用車は乗用車用のタイヤを履くと車検が通らなくなります。なので、車検をする日には車検が通るタイヤに履き替える事が必要です。(ice GUARD6は乗用車用のタイヤです。)

商用車の車検が通るタイヤとは、いわゆるプライ入タイヤの事です。「プライ」とはタイヤ自体に施された補強材の事を言います。

車検の際には注意が必要。

通常、商用車は荷物を運ぶ事を前提として考えられています。商用車には積載できる重さが記されていますが、タイヤも同様。荷物を積んでも過度にたわんだりしないようにプライ入りタイヤを履くことが基本となっています。

ご自身の車の車検時期に気おつけながら乗用車用のタイヤを履きましょう。

それと、乗用車用のタイヤはプライが入っていないので、タイヤ自身に負荷がかかりやすいです。なので荷物はあまり載せないほうが懸命です。

 

ice GUARD6で幸せになった

冒頭の総評とかぶりますが、僕としてはice GUARD6を購入して非常に良かったと考えています。

バン用のスタッドレスも3年ほど使用していましたが、その頃はとてもヒヤヒヤしながら運転していました。

ある意味、バン用スタッドレスのおかげでドライビングテクニックは上がったように思えましたが。。

同じ様な悩みを抱えている人に参考になると幸いです。

 

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