都会から長野に移り住み、早3年が過ぎようとしています。
ぼうしですっ!
僕は横浜でエンジニアとしてサラリーマンをしていました。
横浜に住んでいた時は庭もなく、長野に来るまでは農業は一度もしたことありません。
なので完全に初心者です!
畑は昨年の夏から借りていましたが、種植えのタイミングが合わず土作りに専念していました。
おかげで今年は、小さいながらも収穫を迎え始めました。
今年の夏でちょうど1年を迎え、1年通じて難しかったことや考えさせられたことを書いていきたいと思います。
畑を始めるには土が大事
僕が借りた畑は、しばらく放置されていた畑だったからか、
土に栄養がなく痩せた土地だったのです。
また土質にはいくつか種類があり、
・壌土
・粘土
とありますが、僕が借りた土は重粘土。
重粘土質の土を簡単に伝えるとすると。
子供の頃に「あぶら粘土」で遊んあだことありますよね。
重粘土は畑一面あぶら粘土のような固く、粘り気がある土になっています。
耕運機で耕そうとしても、なかなか土に歯が入っていかず、上手く耕せませんでした。
なので最初の1年は何を植えても育たず、いきなり挫折しそうになりました。
野菜を育てるには「壌土」が良いとされています。
その理由は、
・ほどよく排水する
・土が団粒構造になり、根が生えやすい
と、野菜が育ちやすい環境が揃っています。
僕の畑も「壌土」に近づかせる必要がありました。
なので最初の一年は土壌改良だけに絞りました。
まだ土は硬い粘土質ですが、肥やしなどを入れていくうちに「なんとか来年は野菜できるんじゃないか」というところまで来ました。
なんとか頑張った。。
着々と野菜が収穫でき始めています
収穫出来たのがあまりにも嬉しいので、少しですが我が家の畑をご紹介させてください!
ニンニクを収穫しました!
小ぶりなものも多いですが、40個ほど。これだけあればしばらくは持ちそう。
ニンニクは我が家ではよく使うので妻も大喜びです!!
今は乾燥させていて、乾燥が終わったら少しづつ頂いていきます。
土の中から発掘する時の快感!すっきりするよ。
サニーレタスもよく育っています。
レタスは結球レタスと、そうでないものがあり、結球しないレタスの方が育てやすい種類になります。
元々育てるつもりは無かったのだけど、トマト用のコンパニオンプランツを探していたら「売れ残っちゃったから」と、貰った苗でした。
上手く育って大成功!
粘土質の影響か、歯ごたえが強くて、ちょっと苦め。
レタスはお味噌汁や、炒めて使っても美味しいので、そうやって使ってます。
必要な分だけ葉を1枚づつ収穫してます。
こうする事で、レタスの株が長持ちします。収穫しつつも成長するので、いっぱい取れるようになりますよ。
トマトは身が成って来ました。
うちの家庭菜園で一番楽しみにしてる野菜がこのトマト!
トマトは種から始めて苗を作って、育てました。
今年の長野は、春は寒く、初夏は梅雨の長雨で寒い日が続いてます。
けれど、今年の気候がうちの畑には良かったみたいで、梅雨に入ってからグングンと育っています。
まだ重粘土の気質が強いからかもしれません。
一時期、カラッとした晴れ間が続いて夏のように暑い日が続きました。
こうなると、土はガチガチに硬くなり、野菜も根が伸ばせず小さいままでした。
日が陰り始めて、水をたっぷり与える応急処置をしばらくしてました。
そのうち、栄養を吸収する力が弱まり、葉が黄色くなってきてました。
今年も無理か。。
と思っていたら、梅雨に入り長雨に突入。
しっとりした雨がずっと降り続いて、止んだかと思えば雲空が続いてました。
この気候が長く続いたお陰で土が程よく水分を吸収し、柔らかくなって、草木が養分を吸収し始めました。
今回は、天候に恵まれたお陰でなんとか実になってくれたけれど、これからはなんとか良い土を作っていきたいです。
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