どんな人とでも和気あいあいと話しえたら良いですよね。
けれどなかなか上手くいかず分かり合えない関係や、ついイラっとしてしまう関係なども多いと思います。
手っ取り早い対処としては、そういう人とは距離を置いたり付き合う必要なければ離れれば良いですよね。
でも中にはそうもいかない関係もあります。
そのような関係でも建設的に話し合うヒントを記事にしました。
分かり合えない環境で建設的に話すには
例えば、会社の同僚や上司。
会社での仲間関係は、ある程度は距離を置く事は出来ますね。
でも新規プロジェクトなどであまり気の合わない上司や同僚と一緒になった場合、それを変えるのは難しいですね。
例えば、家族。
家族も同様のことが言えます。会話を交わさないとか親元を離れて暮らす事が出来れば距離を置けますが、相続の問題など、どうしても家族同士で話合う機会も出てきます。
こういう決められた環境の中でも、お互いに協力して行かなければならないですよね。
みんな良かれと思ってやっている
気の合わない相手は、どう思ってるのでしょうか。
以前、毎年やっているイベントの立ち上げ会議に参加したとき、とても荒れている二人が居ました。
昨年のイベントの結果を踏まえた改善案で取り組もう!
今までのイベントでは古すぎる、新しいものに作り変えよう!
両者の意見は待ったく噛み合わず、会議がストップしていました。
けれど、よくよく話を聞いてみると、どちらも「このイベントを昨年よりも良くしたい」という思いは同じだったんです。
問題は、「私の意見の方が優れてる」「私の提案の方が正しい」と、ある意味自分の考える正義を押し付ているという事でした。
共に作り上げていくコミュニティを作る
会議は“裁きの場”ではありませんよね。
ここでは、お互いに良いイベントを作り上げる話し会いの場でした。
「このイベントを昨年よりも良くしたい」という事に焦点を当てれば、今回のイベントもきっと良いものになるに違いありません。
その際にオススメの3点のポイントがあります。
ちゃんと聞く
共につくる
まず、このイベント実現にあたっての自分の思いをちゃんと伝える。
そして、他のメンバーの意見も最後までちゃんと聞く。
一番大切なのが、「共に作り上げていく」という姿勢を常に持つ事です。
共に作る姿勢とは
別の言い方でいうと「ジャッジメント」しないという事なのですが、
例えば、他のメンバーの意見がどことなくずれている、とか、違うんじゃないか?と感じるとしますね。
このように聞き返すと効果的です。
その場合はこういったリスクがあるよね。それはどう回避するの?
こうする事で、欠点が気になるところも補えるし、意見を言ったメンバー本人が気づかなかった問題を共有することもできます。
因みに、例をあげてたこのイベントでは、Aさんの案が採用されました。
Bさんの案も革新的だったのですが、まだ構想が甘く曖昧な部分がありました。
更に、Bさんの案はでは、イベントが予定に間に合わない事も分かりました。
Bさんの案はまた具体的な構想がまとまったら、新規イベントとして立ち上げても良いねという事にもなりました。
メンバーが「共に作り上げて行こう」と意識を共有することで、意見の合わない環境をちゃんとした話し合いの場に変える事ができるんです。
話し合いが上手く行かない時、
まずは自分から3つのポイントを意識して話してみてはいかがでしょうか。
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